新宿は、新宿駅を中心とした歓楽街・オフィス街が広がるエリアです。渋谷・池袋と並んで3大副都心とも言われ、毎日多くの人で賑わいを見せます。。江戸時代は甲州道中の宿駅としても栄え、近代に入ってからは関東大震災を機に繁華街として急成長しました。夜と昼とはまた違った表情を見せるので、1日観光してみるのもよいですね。観光にも人気の新宿エリアで、観光の合間に立ち寄りたい休憩スポットとフォトスポットをご紹介します。
東京都庁近くにある都民の憩いの場 新宿中央公園
東京都庁からすぐの場所にある新宿中央公園は、都心部にありながらも自然が豊かで都民の憩いの場となっている公園です。区立の公園として最大の面積を誇り、高層ビルに囲まれた中でもゆったりとした時間を過ごせる場所となっています。
園内には「ナイアガラの滝」と呼ばれる滝や、芝生エリアや水遊びができるエリアもあり、子ども向けの遊具も充実しているので、都心の中でものびのびと遊べるようになっています。また春には桜の名所として地元の人に知られていて、東京都庁と一緒に桜を撮影できるとカメラマンからも人気を集めています。
公園は、かつて淀橋浄水場として使われていた場所を都立公園として整備し、昭和43年に開園、その後改修が行われ、現在の新宿中央公園が出来上がりました。週末にはさまざまなイベントも行われ、園内の草木は四季折々の姿を見せてくれます。
フォトジェニックなスポット 新宿アイランドタワーのLOVEオブジェ
新宿駅西口から徒歩7分ほどの場所にある「LOVE」のオブジェ。映画やドラマの撮影でも使われているので、見たことがある方も多いと思います。
新宿アイランドタワーというビルの前にある子のオブジェは、東京のランドマークとしても知られていて人気のフォトスポットです。
この「LOVE」のオブジェの作者は、アメリカ人芸術家ロバート・インディアナです。アメリカを代表するポップアートの第一人者で、ニューヨーク近代美術館のクリスマスカードに「LOVE」が採用され、世界的に有名になりました。このオブジェは、国内には東京にしかありませんが、実はニューヨークや台北、シンガポール、バンクーバーなどさまざま国にも設置されているので、海外旅行者がここで見知ったオブジェを見ておどろくということも多いそうです。
「LOVEのVとEの間の隙間をカップルで手を繋ぎ通ると結婚できる」という都市伝説もささやかれる人気のスポット、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
アメリカ西海岸風のお店でクラフトビール TAP STAND
新宿駅南口から徒歩3分、新宿三丁目駅から徒歩5分というアクセス抜群の場所にあるのがこのお店です。世界のさまざまなクラフトビールを提供するお店、クラフトビールに合うピッツァやフィッシュ&チップスなど、フード類も充実しています。ビールはタイプによりグラスを使い分けるというこだわりです。
店内は海外のビアパブ風な雰囲気のある店内になっています。スタンディング、ハイテーブル、ローテーブルとさまざまなシートが用意されています。アメリカ西部風の雰囲気と居心地の良さから、インスタグラムなどのSNSから火が付き、地元客のみならず海外からもお客が訪れるほどワールドワイドな展開を見せています。
立ち飲みスタイルで気軽に飲みたい人へ 純米酒専門YATA
新宿三丁目にある純米酒専門店の「YATA(やた)」。立ち飲みの日本酒Barで、ビルの10Fにあります。眺めもよくロケーションが最高なので、ちょっと一杯お酒を飲みたいときや、二次会などにもおすすめです。
日本酒は季節により入荷する銘柄が変わりますが常時30~40種類の品揃えと豊富です。どの日本酒も500円均一(100ml)で、1時間2,000円で呑み放題というメニューもあります。メニューがなく、その場にあるお酒を頼むか、好みの味や香りを店員さんに告げてテイスティングしてもらいます。お酒の種類や香りによってグラスを変えてくれるので、毎回新鮮な気持ちでお酒を楽しめます。
おつまみも500円均一でそろえられているので、リーズナブルにお酒を楽しみたい方にもおすすめ。日本酒好きな人にはたまらないお店です。