東京で観光というと浅草を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。東京のなかでも特に人気のエリアで、国内の観光客だけでなく外国人観光客も多いスポットです。
浅草というと雷門や浅草寺のイメージが強いですが、近年では東京スカイツリーやかっぱ橋商店街など、新たな見どころも生まれつつあり、観光スポットが盛りだくさんです。
今回は数ある浅草エリアの観光スポットの中から、浅草花やしきと浅草民芸ホールをご紹介します。下町の雰囲気を今なお残す、歴史ある見どころがたくさんあるんですよ。
日本最古の遊園地 浅草花やしき
1853年開園の、日本最古の遊園地として知られているのが「浅草花やしき」です。江戸時代から続く遊園地で、当初はブランコからはじまった遊園地ですが、現在でもレトロな雰囲気で人気を集めています。
人気は、国内最古のローラーコースター。昔懐かしい世界観で、大人も子供に戻った気分で楽しめます。ほかの遊園地に比べ、子どもでも楽しめるアトラクションが多く、子どもの遊園地デビューにもピッタリの場所です。未就学児の入園料は無料で、アトラクションに乗る場合、付き添いのの乗車料金は無料です。
2016年からは「ルミヤシキ」というイルミネーションもはじまりました。昼間とは雰囲気ががらりと変わり、大人のデートや観光におすすめです。
歴史ある演芸を楽しもう 浅草演芸ホール
落語をはじめとする、さまざまな演芸が見られる寄席です。寄席というと、落語などのお笑いをイメージする人も多いと思いますが、漫才・漫談・マジック・ものまね・紙切り・曲芸など、バリエーション豊かな演芸が見られます。
一度入場すると、入れ替えがないので、一日興業が終わるまで、ずっと見続けることも可能です。また、18時以降には「夜割」という割引チケットが発売されるので、晩御飯を食べた後や、観光をして少し時間が余ったときなどに、少し楽しんでみたいという方にもおすすめです。
昭和39年のオープン以来、萩本欽一やビートたけしなどを生み出してきました。近年ではナイツなどを輩出し、テレビなどで活躍している芸人さんの生の姿を見ることもできます。
スカイツリーパフェが人気 純喫茶マウンテン
創業50年という、浅草のなかでも歴史ある喫茶店です。テレビやメディアでも紹介される人気店です。内観は戦後に建てられた時のママのものを使っていて、レトロな雰囲気が外国人観光客にも人気です。
名物は東京スカイツリーをモチーフにした、ボリューミーなパフェ。高さは約38センチというから驚きです。フルーツがたっぷりと乗ったパフェは、シェアして食べる人も多いそうです。
パフェのほかにも、 クリームあんみつなど和をメインにした甘味もあり、昔ながらもお好み焼きやもんじゃ焼きなどを食べることもできます。浅草の昔ながらの下町の雰囲気を堪能したいときにおすすめのお店です。
行列必至のジャンボメロンパン 浅草花月堂
古典的な店構えの喫茶店です。和風のスイーツや昔ながらの和の雑貨も販売しています。
中でも人気は、テイクアウトでいただけるジャンボメロンパンです。休日になると1日3,000個以上も売れるという、行列覚悟の大人気店です。平日の日中でも約15〜30分待ちは当たり前、休日になると一時間待ちということも。また、早ければ夕方の16時頃には売り切れてしまう事もありますので、時間に余裕をもって訪れるようにしてください。
ふわふわ食感で、外はカリカリのジャンボメロンパンは、食べ歩きにぴったり。座って食べられる休憩スペースもあります。
店舗2階は、琉球畳を使ったカフェになっていて、ソフトクリームやかき氷、あんみつやコーヒーなどがいただけます。