浅草で日本の魅力を体感 江戸下町伝統工芸館とまるごとにっぽん

東京都内でも有数の観光スポット、浅草。連日国内外を問わず多くの観光客でにぎわっています。おなじみの浅草寺や雷門をはじめ、見どころがいっぱいの場所ですが、近年では下町から眺める東京スカイツリーや「まるごとにっぽん」などの新施設の登場で、さらに人気を集めています。

今回は、浅草エリアのさまざまな観光スポットのなかから、日本の魅力を体感できる「江戸下町伝統工芸館」と「まるごとにっぽん」という2つの施設をご紹介します。

伝統工芸品について学ぶ 江戸下町伝統工芸館

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江戸下町伝統工芸館は、台東区によって運営されている、工芸品の博物館です。何と入館料無料、年中無休となっています。浅草はもともとものづくりで栄えたことから、現代の人々にも工芸品の魅力を知ってほしいと作られました。

歴史ある工芸品だけでなく、いまなお職人によってつくり続けられている工芸品や、職人の技術を披露する場所として、広く人気を集めています。 東京銀器や江戸指物、江戸切子といった東京で有名な工芸品をはじめ、現代にわたって受け継がれるさまざまな工芸品が所狭しと展示されています。

週末には、実際に職人さんが常駐し、政策の実演が間近に見られます。その細かい動きや技術には、思わず目を奪われるほどです。

 

全国の魅力がここ1つで体感できる まるごとにっぽん

2015年にオープンした「まるごとにっぽん」は、浅草六区にできた全国各地のグルメや工芸品などを取りそろえたスポットです。1階は食品、2階が日用品、3階は情報発信(実演・体験)、4階は飲食店街となっており、この施設を周るだけで、まるで全国を旅行したかのような気分を味わえます。

「まるごとにっぽん」には、それぞれの地元以外では買えないグルメやお土産物などさまざまなものがそろっています。中でも人気は、全国から集まったグルメを楽しめる1階のコーナー。ここには「蛇口からポンジュースが出る」夢のような水道があり、愛媛県の観光PRとして人気を集めています。料金を払えば、誰でも蛇口からジュースを出して楽しむことができますよ。

浅草にいながら日本各地の魅力を感じられる、おすすめの観光スポットです。全国のご当地グルメが食べられるレストランもあるので、休憩や食事にもおすすめです。

創業90年という和菓子専門店 御菓子司 亀十

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亀十は、都営地下鉄浅草駅から歩いて3分ほどの場所にあります。雷門のすぐ目の前にあるこのお店は、約90年ほど続く浅草の中でも老舗中の老舗。名物のどら焼きがとくに有名で、メディア等でも多く取り上げられ、浅草で知らない人はいない超人気店です。

名物のどら焼きは一つ360円とお高めの値段ですが、まるでホットケーキのようなふわふわのスポンジ食感と、上品なあんこの組み合わせがすばらしい一品。どら焼きは白あん・黒あんの2種類あります。あまりのおいしさに「東京三大どら焼きの1つ」とも言われることもあります。

週末は、朝早くからどら焼きを目当てに多くの人が何十メートルも行列を作ります。一日3000個ほどを焼いているそうですが、早ければ14時~15時ころには売り切れてしまうそうなので、時間に余裕をもっていくことをおすすめします。

浅草の常連が通うお店 大黒家天麩羅

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浅草伝法院通りにある天ぷら専門店です。明治20年創業という老舗は、「浅草のてんぷらは大黒家」と言われるほどの人気店です。浅草に住んでいる人たちも、何代にもわたって足を運ぶという天ぷらの名店です。店内は木の温もりが感じられる、昭和からタイムスリップしたかのようなレトロな内装です。

大黒家の代名詞といえば「天丼」。特に、ご飯が見えないほど大きな海老がダイナミックに4本のっている「海老天丼」が人気メニューです。サクサクではなく、「蓋をして蒸らした」天丼で、江戸っ子好みの濃いたれがしっとりと絡んでいます。

特にお昼時は人気があり、開店前から行列ができることことがあります。時間に余裕をもっていくことをおすすめします。

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