四谷は古くから栄えたエリアで「四ツ谷」と書かれることもあります。周辺には四ツ谷、四谷三丁目、曙橋の3駅があり、JRと地下鉄を合計4路線利用できるので、新宿、渋谷、東京駅へのアクセスも快適。周辺にはアトレ四谷、丸正などのショッピングセンターがあり、都民にも人気のエリアとなっています。
観光に人気のおもちゃ美術館、消防博物館、紀尾井ホール、外濠公園などの施設、も充実していて、近年では訪れる人も増えているエリアです。今回は、そんな四谷のなかでも知られざるスポット「The Artcomplex Center of Tokyo」と「新宿歴史博物館」をご紹介します。
四谷で芸術に触れよう The Artcomplex Center of Tokyo
「The Artcomplex Center of Tokyo」は、映画館のシネマコンプレックスのように、さまざまな美術を一度に楽しめる「アート。コンプレックス」をコンセプトにしています。地下1回には、約100坪ものホールがあるほか、独立した5つのギャラリースペース、カフェなどもある複合施設です。また、アーティスティックでスタイリッシュな館内はフォトジェニックだと、若い女性を中心に人気を集めています。
アマチュアからプロまで、さまざまなアーティストの展示や、キュレーターによる作家の紹介など、美術館ではなかなか見られない新進気鋭のアーティストの作品を鑑賞することができます。展覧会をはじめ、ワークショップなど体験できるものが多いのも魅力のひとつ。現代美術から、古典的な美術、写真、彫刻などさまざまなアートに触れることができます。ふだんアートに触れていないという方も、興味をそそられるものばかりです。
古くからの人々の暮らしに触れる 新宿歴史博物館
新宿歴史博物館は、新宿と名前がついていますが四谷エリアにある博物館です。旧石器時代から、現代に至るまでさまざまな新宿の資料を収集した歴史博物館です。新宿という名前の由来や、新宿にゆかりのある有名人の展示も数多く紹介されています。
新宿エリアは、明治以降急速に都市化がすすみ、戦争を経てから復興まで目まぐるしく変化してきましたが、その生活文化や区民の暮らしにスポットを当て、展示お行っています。また、東京市電や住宅、新宿にかつてあった「ムーランルージュ」という劇場の舞台も再現されています。
館内は撮影ができるスポットもあります。古くから、この地で人々がどのように暮らしていたのかがわかりやすく解説されているので、東京の暮らしや歴史に興味のある方は、ぜひ訪れてほしいスポットです。
旬の食材を生かした京風割烹が人気 宮わき
京風のシンプルな味付けが人気の割烹料理店です。店内は落ち着いた雰囲気で、接待や記念日の会食などにも使われるお店です。カウンター席では店主との会話も楽しめます。
旬の食材をシンプルに味付けした小料理は、割烹料理にしては盛り付けが多く、ボリュームたっぷり。季節によって料理が違うため、何度足を運んでも楽しめます。また、料理に合う日本酒や焼酎も数多く用意されているので、ゆったりと食事を味わうことができます。
人気料理は、釜炊き白飯と鰻の山椒茶漬。山椒とうなぎが香ばしく、口の中でほどけるやわらかい食感はとろけるような味わい。たれにもこだわり、じっくりと焼き上げられたうなぎは食べ答えも十分。お酒のシメにも、お食事としてもおすすめです。
隠れたフレンチの名店 ラノードール
四谷エリアでも隠れた名店として知られているラノードール。こだわりぬいた食材からつくられる丁寧なお料理と、心温まるおもてなしは、大切な記念日やお祝いの日におすすめです。
パリやローザンヌで修業したという本格的なフレンチは、世界中から選りすぐりの食材を集め、季節に寄ったさまざまなメニューが魅力。ジビエ料理も楽しめます。
フレンチ料理ながらも、糖質量ひかえめでヘルシーな味付けを心がけていて、バターや生クリームは極力使わず、できるだけシンプルに素材の持ち味を引き出すフレンチになっています。その分、手間暇をかけて作ったソースが自慢で、ワインとの相性も抜群。糖質制限をされている方のメニューの相談にも乗っていて、安心して食べることができます。