葛飾エリアで都会のオアシスを巡る 都立水元公園と堀切菖蒲園

人気シリーズ映画「男はつらいよ」の舞台としておなじみの東京・葛飾区柴又エリア。その町並みは、映画の世界からそのまま飛び出してきたような下町情緒あふれるレトロな雰囲気が漂っています。観光スポットもたくさんあり、人気のエリアですが、今回は東京の下町散歩にぴったりの、自然たっぷりの観光スポットをご紹介します。

花が咲き乱れる都内最大の水郷公園 都立水元公園

Yasuko Aさん(@yasuk.2016)がシェアした投稿

Chiharuさん(@chiharu0012)がシェアした投稿

東京都立水元公園は、葛飾区から埼玉県にかけて広がる都内最大の水郷公園です。園内にはさまざまな植物が植えられ、四季折々の表情を見せてくれます。なかでも200本のポプラ並木や、都内ではなかなか見ることができないメタセコイヤが植えられていることが知られています。6月下旬には花しょうぶが咲き乱れ、しょうぶ祭りも開かれます。

都内にある公園の中でも最大級の森が広がっていることから、多くの野鳥が集まり、バードサンクチュアリとして知られています。観察舎も併設されていて、バードウオッチングや、野鳥を撮影するカメラマンにも人気のあるスポットです。

園内にあるせせらぎ広場は、芝生の広場に隣接していて、子どもたちが水遊びを楽しめるようになっています。また、バーベキュースペースもあり、夏場は若者や親子連れで人気を集めています。

江戸時代から伝わる菖蒲の名所 堀切菖蒲園

Yusuke Nakamuraさん(@nacdars)がシェアした投稿

きよみさん(@kiyomi.kh)がシェアした投稿

葛飾区の観光名所の一つとして知られている堀切菖蒲園は、6月頃が見ごろ。その美しさは、安藤広重や歌川豊国などの錦絵にも書かれるほどで、「菖蒲なら堀切」と江戸時代から語り継がれています。菖蒲だけでなく、梅や藤、牡丹などもあり、四季折々の花が見られます。

菖蒲園は1800年頃、当時の農民、伊左衛門によって栽培されたのが始まりとされています。江戸の雰囲気を残しながら菖蒲を見られるのが特徴の1つです。晴れた日はもちろん、早朝や雨の日などしっとりと濡れた菖蒲もとても美しいものです。

菖蒲は約200種600株という、都内ではほかに見ることができないほど大規模に群生しています。希少な品種も多く、丁寧に手入れされた園内は目を楽しませながらお散歩するのにもぴったり。6月上旬頃から「葛飾菖蒲まつり」も開催されます。

ボリューミーな肉料理が人気 レストランうちだ

トゥッティさん(@pertutti)がシェアした投稿

@gidokuruがシェアした投稿

レストランうちだは新小岩北口にある有名肉料理レストランです。店内は洋風で落ち着いた雰囲気ですが、和風の暖簾がかかっているところが特徴的で、とんかつ屋さんだと思っている人も多いようですが、ステーキやハンバーグ、たんシチューなどもあり、連日満員の人気店です。

中でも人気はビーフヒレカツ。さくさくした衣に、ジューシーなお肉の味わいが染み渡ります。ボリューミーな厚切揚とんかつも看板商品。注文すると脂身の量を好みに調整してくれます。4センチ以上もある豪快なとんかつは男性客やランチに人気です。

祝日も営業しているので、地元の人のみならず、遠方からわざわざ足を運ぶ人も多くいるお店です。平日の昼間はサービスランチもやっているので、リーズナブルな価格で楽しむことができますよ。

柴又エリアの休憩にぴったり かなん亭

松村勝也/Goltzさん(@goltz_69)がシェアした投稿

Tomohiko Kawakamiさん(@marunpon)がシェアした投稿

柴又駅を出て、帝釈天参道の少し手前あるお店です。小さいお店ですが外でうなぎや串焼きを焼いているので、休憩や食べ歩きにもぴったりのお店です。うなぎは国産を使うなど、素材にこだわっているお店で、葛飾柴又エリアを訪れる年配の方から、外国人観光客にも人気があります。

人気メニューは無添加でひとつひとつ手作りの寒天を利用したあんみつやところてんです。おすすめは大納言小豆、赤えんどう豆、ぎゅうひ餅、寒天だけで作られた昔風のあんみつで、寒天は寒天を研究している研究者から絶賛されるほどの味わいです。疲れた体に優しい甘みが染み渡ります。

食事メニューもたくさんあり、ラーメン、うな重、もつ煮込みなど幅広いラインナップ。下町名物のハイボール等お酒もあり、ちょっと一杯楽しみたいときにもおすすめです。

clickclack

東京都内の観光エリア・注目スポット・おすすめのグルメ情報をご紹介しています。