表参道は、青山鳥から神宮橋までの緩やかな坂周辺のことです。ドラマや映画のロケ地としても使われるオシャレな街並みで知られる表参道は、観光スポットとしてだけでなく、ショッピングやグルメも楽しめる人気スポットです。
表参道といえば、ショッピングやイルミネーションのイメージが強いですが、少し離れたところには自然いっぱいの都会のオアシスがあります。今回は表参道エリアにある癒しのスポットをご紹介します。
日本一の参拝者を誇る神社 明治神宮
明治神宮は、明治天皇と皇太后をお祭りするために建てられた神社で、2020年のオリンピックイヤーに100周年を迎えます。初詣では日本一の参拝者が訪れる、人気の神社としても知られています。また、大相撲の横綱土俵入りなど、さまざまな神事や祭礼が行われるので、テレビなどで見たことがあるという方も多いでしょう。
敷地内には鎮守の森が広がり、憩いの場所として人気を集めています。大昔からここにあったように感じられますが、ここは手つかずの森ではなく、植物の専門家がつくった人口の森です。都内では見られないような動物や昆虫などを見ることができ、研究にも利用されるほどです。
奉納された多くの酒樽が積まれている様子は、インスタグラムなどで人気を集め、海外からもフォトジェニックな様子を納めようと多くの人が訪れます。また、日本酒のほか明治天皇はワインを好んで飲んでいたことから、ワインの樽も奉納されています。
都会のオアシス 代々木公園
東京のオアシスともいえる代々木公園。敷地はおよそ東京ドーム11個分という広大な面積を誇ります。森林公園や噴水があるA地区と、陸上競技場や野外ステージなどがあるB地区に分かれています。隣には国立代々木競技場があります。
かつては日本軍の代々木練兵場があり、その後米軍の宿舎として使われた後、東京オリンピックの際に選手村として再整備されました。園内には、東京オリンピックで活躍した選手の名前がとられた、織田フィールドと呼ばれる陸上競技場、サッカーをはじめとしたさまざまなスポーツに利用できるグランドがあります。国内では屋外用のバスケットボールのオールコートもあります。
近年では、自転車のレンタルもできるサイクリングコースや、犬と一緒に遊べるドッグランも整備され、家族連れやカップル、そしてスポーツを楽しむ人でにぎわっています。。
涼し気な水辺のテラス席でランチ CICADA(シカダ)
表参道から約3分ほど、リゾート風の雰囲気が人気の、地中海料理のレストランです。2003年から広尾で愛されたレストランが2012年に表参道に移転しました。移転の際に、50年ほど前に建てられた歴史ある建物をリノベーションし、地中海リゾート風の空間を作り上げました。店内には水辺やガーデンがあり、カウンター席やテラス席からはゆったりと外が眺められるので、本当のリゾートに来たかのような雰囲気が味わえます。
本格的な地中海料理が食べられるのも人気のポイントです。一番人気は「人気のサラダとひよこ豆のハムス」で、ハムスとはひよこ豆にオイルなどをプラスしてペースト状にしたもののことです。サラダやそのほかのメニューにも、オリーブやひよこ豆など、地中海でとれる食材がふんだんに使われています。タジン料理をはじめとしたスパイシーな料理も多くありますが、辛さを調整できるので、あらかじめスタッフさんに確認するのがおすすめです。
行列のできる焼き肉店 Kintan
KINTANは、恵比寿や六本木にもお店を構える焼き肉店です。高級和牛を開放感あふれる店内で食べられると、オープンしてから一躍人気となったお店です。店内は焼肉をもっとカジュアルな雰囲気で楽しんでほしいと、グリーンを基調にしたスタイリッシュな空間になっています。
ランチ、ディナー、バルという3つのシーンに分けられていて、それぞれ違ったメニューを楽しむことができます。ランチのおひとり様焼肉から、バルタイムに、お酒と一緒に少しだけ食べたいという人にも対応してくれます。
お肉はこの道30年という肉の職人が選び抜いた、黒毛和牛をメインに提供しています。定番のメニューのほかにも、近年人気のドライエイジングされたお肉や、サーロインユッケなど、オリジナルのメニューも多く展開しています。